保護猫さんたちがたくさん自宅にいます。
2階の3室には12匹、1階にはごん、なる、琥珀、ぶんた、のん、げんたがいます。

１１歳になるごんは

昨日から何度も吐いていました。


5歳のなるは

食欲不振で元気がありません。
毎朝寝室のドアの前で私を待ち伏せしているのに、昨日の朝はいませんでした。



今日は朝一で病院に行きました。


ごんは５．４ｋｇの体重が４，９ｋｇに減っていました。
血液検査の結果は異常なし。
胃腸炎という診断で注射をしました。


なるはコンベニアを打っていただきました。


昨年は保護した猫がたくさんいました。
入れ代わり立ち代わり、ゲージが5台も並んだときもありました。
私がほとんど1階にいるので人なれ修行をするにはゲージを1階に置いて一緒にいる時間を長く取った方が家猫修行が早く完了できるんです。

そうなると先住の子たちもストレスがたまります。


11年前に飼育放棄の家の2階の出窓から「僕を助けて～！ここから救って～！」と泣き叫んでいたごんちゃん。打ち合わせで訪問した際に気が付き、引き取りました。
今でも火が付いたように急にしつこくまとわりつくことがあり、その時のトラウマなのかと胸が痛くなります。


なるちゃんは生後1か月で4兄妹公園のトイレの前に箱に入れられ捨てられていました。
たまたま通りかかった人が知り合いで、相談を受け都内の向こうまで往復5時間かけて迎えに行きました。


どの子も行き場のなかった、あるいは不遇な環境にいた子ばかりです。
先住の子を大切にしなくてはいけないのは重々承知しています。
でもそういう子がいると知ってしまったら、見ないふり、知らんぷりはできないのです。


新しい子が来ても先住の子は誰もいじめません。
もしかしたら自分の過去を思い出して受け入れてくれているのかもしれません。


ごんちゃん、なるちゃんが早くいつも通りに元気になってくれますように。



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