月曜に保健所職員さんたちといった相談現場。
すざましい室内で栄養状態の悪い猫たちの様子に、胸を痛めて帰ってきました。

最悪殺処分になっても仕方ないと言い放っていたこの方たち。
この異常な状態になぜ誰かがもっと早くにどうにかできなかったのでしょうか。


神奈川県は犬猫の殺処分ゼロを継続しています。
これってどういうことなのか。
どんどん持ち込まれた猫たちを受け入れていたら収容施設は満杯になります。
長くいる子から殺処分の順番が回ってくる現実がありました。

エベくんも飼い主死亡で持ち込まれ順番が近くなって来た子でした。



愛護団体さんたちが限界を越えて多数の収容された子たちを引き受けているから成り立っている殺処分ゼロです。
殺処分されないからって安易にだしてほしくはないです。
そして愛護団体に引き取られても、その子たちにはまだ安心していられる場所もありません。
多数の保護猫たちのいる環境で、環境に馴染めずストレスを抱えたりすることだってあります。




今日保健所の方からの連絡では、持ち込みをやめるとのこと。
気が変わり住んでいるあの場所で猫と暮らすといい、同居予定だった息子さんご夫婦もさじを投げている状況のようです。（息子さんの家にお母さんが行く予定でした）

今回のケース。
このままでは猫たちがかわいそうです。
適切に飼養されていないことは明らかです。
これ以上増えることはないけれど、あの状態で様々なことを考えても問題です。


胸を痛めて里親様を名乗り出てくださっている方ともやり取りを進めています。
猫たちが安息した日常が送れるためにはどうすることが良いのか、迷い道の中にいる心境です。





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