大人になった猫を保護すると最初は相当威嚇されます。

４年ほど前保護した親子猫４匹。
ママは手術してリリースする予定でした。
でも麻酔の切れが悪く病院で引き取ってからひとまず子猫たちのゲージに入れました。
子猫たちは４か月くらいに育っていました。

久し振りの親子の再会。
子猫たちは喜んでまとわりつきますが、ママはぼわっとしたまま。

そのままゲージに入れていましたが、威嚇がすごくトイレ掃除中は頭を引っかいたりこりゃ家猫はダメ？と思いながらももはや捕まえられずそのまま部屋半分開放して親子４匹の里親探しをしていました。


１か月半くらいが経ちクリスマスイブの朝、そのママがするりと足元にすり寄り撫でさせてくれたのです。
神様からのクリスマスプレゼント？　　もう嬉し泣きしました。



賢いママで子猫たちに「こうして甘えるのよ」と教えているようでした。

子猫３匹はご縁がつながり春が来て、ママはこのままうちの子になるかな？と覚悟していましたが、幸い良いご縁がつながり巣立っていきました。
お届けの時ゲージに入れたハナちゃんのあの目。忘れられません。
悲しい顔をしていました。


でもね、今は

巣立ってよかったでしょう？
可愛がってもらって幸せだよね。


体にハンディのある琥珀やげんたのような子は譲渡は考えていません。
信頼できる方であればご希望があれば考えますが。
子猫ばかりに目が行き「かわいい」だけで譲渡しても本当に大人になってもかわいがってくださるのか、子猫の譲渡のほうが気を遣います。


今保護して家猫修行中のこの子たち。

なかなか手ごわいです。
集団心理なのか一向に心を開いてくれません。



こちらは食い意地はりさんたちでご飯前は並んでぎゃおぎゃお！！すごいです。


もっと信頼されれば撫で繰り回せるようになるのですが・・・。




今湘南方面の方からご相談を受けています。
家を壊して更地なった場所にがりがりの女の子がいるそうなのです。
１歳くらい。性別もたぶん女の子・・・という感じです。

依頼者さんは賃貸住まいで猫アレルギーのご家族持ちです。
でもこの子のことを気にされてあちこちに相談されているご様子です。


触れはしないけれど着いてくるし威嚇もしないとのことなので、転居した人になついていたのかもしれません。


大人の猫でも当たり前に譲渡の対象になるよの中であってほしいなと痛感しています。





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