勤務先のパートさんからけがをした猫の情報が昼前に入りました。
手から血を流しているとか。
幼さが残る中猫くらい？　とのことで、昼休みに見に行ってきました。

ゴミ集積場でおなかをすかせてゴミあさり目的でいたようです。
私が行った時にはゴミ収集がすでに終わっていてその子はいませんでした。


捕獲器を積んで仕事終わりにもう一度行ってみました。
車でノロノロその付近を走りました。
するとドアミラーに走り去る影が映りました。
バックミラーで確認すると猫が横切っていました。

きじ白の猫。
少し手をかばって歩いています。


ぐるりと回って車を止めて歩きました。
なんとまあ、その先をその子が歩いていました。
ゴミ集積場からは２路地くらい離れています。

声をかけました。
「怪我しているの？　手が痛い？　お腹すいてる？」

その子は私の声に耳を傾けておとなしくしています。
「ちょっと待っててね！」

すぐに車に戻って捕獲器を持ってきました。

あれ？　いない？

あーいました！　軒先でうずくまっていました。

幸いフェンスのないお庭で、捕獲器を置かせていただきほどなく入ってくれました。



受け入れ先の病院に電話したところ受け入れできるとのことで、直ぐに連れて行きました。
手の怪我は喧嘩か何かに引っ掛けたような擦過傷で傷口は縫い合わせなくても大丈夫そうです。
去勢をして手は消毒して明日夜お迎えです。





顔の大きな男の子。何歳くらいでしょうか？
ゴミをあさるくらいお腹を空かせていたのならばここでＴＮＲしてもかわいそうですね。
怪我も外では直りが悪いです。

あのディーン君も肉球をけがしてずっと出血していて、病院では悪性腫瘍の疑いがあるかも？とも言われましたが、室内生活をしている現在出血は全くないそうです。


今までたまたま出会った猫ともう一回出会うことは結構珍しく、何日もすれ違うことばかりです。
今回のこの子をこうして捕獲できたことは何だかスゴ～～いご縁でつながっているような気がします。


とりあえず今夜の手術でこの子のおおよその年齢とウィルス検査の結果がわかります。
明日にまたご紹介します。






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