連休初日は仕事で、昨日は正式譲渡３匹２件、座間の現場と走り回り
夕方はせっちゃんをリリースしに行きました。

せっちゃんの餌やりのお父さんとお会いしてお話しましたが、モカちゃんと呼ばれご近所でも大切にされていたとのこと。
な～～～～～～んだ、保護する必要ないじゃない！　どれだけ胸を痛めた事か！
モカちゃんだって拉致監禁されて帰りたかったでしょうに。

教訓：人の言葉をうのみにせず、自分で現場を見聞きし判断すること！

シャアシャアのモカちゃんをリリースするためにどうやってキャリーに入れようか悩んで悩んで段ボールに小さくくり抜いた穴から潜り込むようにして、入ったら段ボールごと洗濯ネットに入れてと苦労しました( ；∀；)


リリースしたモカちゃんは一度振り返り、お父さんを確認して走っていきました。
お父さんだけ抱っこ出来るそうです。

これでここはめでたし、めでたし。


そして今日は前回の譲渡会に参加してトライアルが決まったコロちゃんを保護主さんの家まで迎えに行き、藤沢までお届け。

鳴きもせず終始お利口なコロちゃんでした。

路駐したのですが、なんとパトカーが止まっていて駐禁を取られる寸前でした(;´∀｀)



そして座間の現場に車を走らせました。
すでに８匹捕獲されていて、

都内の方が２匹引き受けてくださるというお話ですが、連絡が付かずシャアシャアのキジトラさんをお任せして４匹積んで日野の病院に急ぎました。
１３時までに着かなくてはいけません。


ところが座間猫さんから電話が入り、しろ茶の子は餌やりのおじいさんが手放したくないとごねだしたとのこと。
気の弱いこの子、室内に入れると言っているそうです。

また戻って置いてと２０分のロス。

茶トラ君を返すとき、外猫用に父に断熱材をたっぷり使った大きめのハウスを作ってもらい外に置くようにお願いしました。新しい毛布も何枚か購入して外の子に使ってほしいと置いてきました。
ところが外にはなく、室内の茶トラ君が使っているから暖かくなってきたら外に出すよと・・・。
ちが～～～う！！ちが＝＝＝＝う！！！！

捕獲した子たち、鼻水を垂らして風邪の症状のある子が多いです。
せめて寒さがしのげたらと思ったのに、コンニャロメ！　　　と心底思いました。


しろ茶くんを残して３匹病院に搬送して、リリーちゃんのお宅からお貸ししていたケージ等を引き取り、遅い昼食を搔きこみ、両親を買い物に連れて行きました。


ごんが口を痛がるので月一度の注射に連れて行くついでに３台の捕獲器を引き上げてきました。
３匹の様子ですがヒマラヤン風の子は毛玉や雑草の種だらけで、７歳くらいの男の子だとわかりました。




サビの長毛の子は１歳くらいで出産経験なし。
体重は１．９ｋｇしかありません。



側溝に落ちたこの子は２ｋｇの女の子。
出産経験なし。永久歯もはえていて生後半年くらいだそうです。


シラミが全頭にいました。
茶トラ君もそうでした。
どういう環境？戦争中の話ではないのです。
シラミなんて信じられません。
衛生状態、そして栄養状態が悪いといるそうなんです。

なんとまあ・・。悲惨です。
自分に何が出来るのか。
こういう状態ではますますこの子たちの預かりなど関わってくださる方がいないことは明白。
当然かもしれません。
でも適切な処置で対応できます。
適切にブロードラインを数回やれば必ずシラミ含め、回虫条虫みな落ちます。
そしてこの子たちエイズ白血病陰性です。

くるしい　現場です。
リリースしてもこの子たちの環境は変わらないでしょう。
えさやりの方の意識改革が必要ですが市役所でもいわくつきの方のようで、行政が入ったとしても何も変わらないかもしれません。

被害者は猫。
捨てたのも身勝手な人間。
こんな環境なのも人間のせい。
何が出来るんだろう、保護すればその子たちは何とか救えます。
でも残された子は？


明日は座間猫さん事務所にて今回捕獲した子たちの手術とリリースです。
無力です。悲しい。





ランキングに参加しています。下の猫の写真をクリックお願いいたします。

にほんブログ村

ありがとうございます。