入院中の茶トラ君は風邪の症状も改善し本日退院しました。
連れて帰り里親募集するつもりでした。
採血中もお手手をフミフミして看護師さんを虜にした茶トラ君。
他の団体さんの方もこの子を院内で見たそうで、この子なら預かりたいとまで言わせてしまったそうです。

この子のいた現場には２０匹近い猫がいます。
この度地元の愛護団体さんがＴＮＲすることになりましたが、餌やりのおじいさんがこの茶トラ君を手放したくないと入院中も市役所など抗議に行ったりしたそうです。

地元の団体さんからＴＮＲを進めるためにエサやりさんの協力は不可欠で、へそを曲げられては元も子もなくなる、茶トラ君をおじいさんに早急に返してほしいと言われました。

茶トラ君１匹をとるか、２０匹の猫たちを取るか。
苦渋の決断でしたが、茶トラ君を返すことにしました。
悔しくて眠れない夜を過ごしました。


こんなにいい子なのに、ごめんね。


おじいさんに入院中の治療内容を説明し、完治していないのでまた具合が悪くなったら病院に連れて行くようキャリーを１台差し上げました。
大量のパウチ、毛布、父が作った猫ハウスは外にいる子たちが温かく過ごせるように断熱材を段ボールではさみ寒いお外でも少しは寒さをしのげる設計です。

そして来月？のＴＮＲも捕獲器をお貸しして手伝うことにいたしました。
その際に一番年齢が行っていそうな体調が悪そうな子を保護しようと思います。






この子たちの中で気になる子はいませんか？
捕獲時に保護することが出来ます。
そうでないとお庭に戻してしまいます。


保護して安定した美味しい食事に優しい言葉、そんな毎日で人が好きになります。
せっかく生まれた命、人に甘えることをこの子たちに教えてあげてください。
１匹でも構いませんので家族に迎えてくださいませんか？

病院にて検査をして１週間入院させてから必要に応じてこちらで家猫修行をしてからお届けいたします。

どうかよろしくお願いいたします。




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